GMC-4 MSXからプログラムロード
今度は、プリンタポートを使ったLoaderの実験をしてみました。 Windowsでプリンタポートを直接制御するのは、ちょっと難しいので(^^; 実験用にMSXを使用してます。
アンフェノール14PINからブレッドボード、キーマトリックス操作モジュール経由でGMC-4にキーストロークを送り込んでいます。(写真左)
キーマトリックス操作は前回と同じ74HC4051×2を使用。プリンタに送られるストローブ信号は、非常に短いので 74HC123の半分を使って0.1秒程に伸ばしています。
また、GMC-4にキーを送った後、未入力期間を同程度取りたかったので、 74HC123のもう半分を使って、ストローブを受け取ってから約0.2秒間パソコンにBUSY信号を返しています。
今回使ったMSX(MSX2)FS-A1は、プログラム終了時に余分な改行コードを吐いてくるので、 ORを使って0x00~0x1Fのコードを無効にしています。 手元にあったのが、たまたま4入力の74HC4072でしたが、 もちろん3入力ORで用が足ります。
写真中は、手前が74HC123、奥が74HC4072です。右図が回路図になります。
簡易な実験なので、文字→キーの読替が前回と違います。
MSX → GMC-4
- 0~9 → 0~9
- :;<=>? → ABCDEF
- L → ADR SET
- H → INCR
- D → RUN
- @ → RESET
この他にも、イメージで使用できる文字がありますが(^^;
サンプルプログラム for MSX
10 CLS
20 PRINT "Now Loading to GMC-4"
30 LPRINT "@"
40 LPRINT ";H1H6H4H>H;H?H0H0H"
50 LPRINT "@1D"
60 PRINT "Hit any key to STOP"
70 IF INKEY$="" GOTO 70
80 LPRINT "@"
大人の科学マガジン Vol.24本誌の「乱数音楽再生」 をGMC-4にロード後自動実行します。
この方式なら、Windowsでもプログラムさえ作れば、仲介するマイコン無しにGMC-4ローダーが作れそうですね。
なお、実験ではコンデンサ放電用ダイオードは付けませんでしたが、電源OFF時のIC保護として、ダイオードを付けた方が良いようです。
こちらもニコニコ動画にアップしました。http://www.nicovideo.jp/watch/sm7909728
« GMC-4 LCDに文字出力 | トップページ | GMC-4 ちょっと応用(脱線?)編 その1 »
「GMC-4」カテゴリの記事
- GMC-4 ちょっと応用(脱線?)編 その2(2009.08.17)
- GMC-4 ちょっと応用(脱線?)編 その1(2009.08.17)
- GMC-4 MSXからプログラムロード(2009.08.11)
- GMC-4 LCDに文字出力(2009.08.10)
- GMC-4 Loader(USB) v1.01(2009.08.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント