小型ブレッドボードをユニバーサル基板に載せる
本題に入る前にちょっとクイズです。下の写真の基板は一体どんな使い方をするものでしょう?答えはこの記事の最後に。
2つ前の記事で、ブレッドボードをユニバーサル基板に載せれば、パレットボードで使えるといった事を書きましたが、それについて紹介したいと思います。
これは、秋月B型基板に同じく秋月150円ブレッドボードを乗せたものです。右奥に電源入力ピンがあり、ここに電源をつなげば、ブレッドボードにも電源が供給させる仕組みになっています。しかしなんか無駄に大きいですね。
こんどは上で出てきた150円ブレッドボードをC型基板に載せてみたところです。パーツが色々挿してあるところに目が行ってしまうかもしれませんが、見て欲しいのは上と比べてのコンパクトさです。なにか違いますよね?そうです。元のブレッドボードにあったねじ止め穴が有りません。あそこはパーツを挿す場所でもないので、スパッと切り落してしまいました。これでぎりぎりC型基板に乗っかります。しかし基板目いっぱいの大きさで、パレットに載せた際、ナットを締める事が出来ません(^^;
お次は、たしかMTM03の時にスイッチサイエンスの出店で購入したSparkFunのミニブレッドボードをC型基板に載せたものです。ここまで来ると、基板に余裕も出来るので、10ピンBOXヘッダとそれをインラインに引き出すヘッダも付けてみました。なんとなく便利そうな感じがしませんか?
さらに小さくなります。ハーフサイズC型基板に乗っているブレッドボード、こんなの見たことないですよね?でも2つ上の写真を思い出してください。小さくしたいなら、いらないところを切ればいいんです。で、これは電源ライン付きの秋月250円ブレッドボードの電源ラインを外した上に、本体の約半分の所で切断。さらに脇の厚い部分も切り落としています。確かにこれで小さくはなりましたが、あんまり可愛くない(^^;まぁそれでもちょっとした回路を組むには十分です。
最後は奥の手です。既にブレッドボードを切って使うなんて反則技が出てますが、もうブレッドボードでもない物をブレッドボード代わりに使ってしまいます。写真左が素材になったジャンク放出品のICソケット2個100円。これをハーフC基板に載せて、裏でブレッドボードと同様の配線ではんだ付けしています。センター部分は電源ラインとして使えるように、手前のヘッダピンから向こう側のヘッダピンまで2本の平行線で繋げてあります。さすがにICソケットだとヘッダピンは刺さりませんが、ICはもちろん、丸ピンソケット、普通のC/Rやジャンパも見ての通り挿せますので、これでもブレッドボードと言い切ってしまいましょうw
パレットボードに並べて大きさを比較。といっても、大きいものは大きいなりに、小さいものは小さいものなりに使える場面がありますから。どれが良いとか悪いとかではないんですけどね。
さて、冒頭クイズの答えです。
こんな感じでブレッドボードの上に、ユニバーサル基板に組んだユニットを乗せる台として使います。パレットボードとは逆の発想になるでしょうか。まぁこんなものまで作ってあるという事で(^^;
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