Arduinoの(旧)SoftwareSerialライブラリを改造
ブログ更新は1年ぶり以上になりますね。ご無沙汰しておりました。
で、色々と書きたい内容がたまっているので、ぼちぼち更新していきたいと思います。
今回はタイトルの通り、SoftwareSerialライブラリの改造版のご紹介です。
ArduinoのIDEは、先日1.0βが公開され、色々と改良が加わっています。その中でSoftwareSerialライブラリも全面的に変更されました。ベースは以前から公開・更新されていたNewSoftSerialライブラリです。この新しいライブラリは旧版のSoftwareSerialライブラリよりも色々といい所が有りますが、新旧いずれにしもRxTxの両方のピンを定義しないといけません。今回改造したライブラリは、ソフトウェアによるTxピンを多数使いたい場合を念頭に、Txピンのみの設定も出来るようにしました。
とりあえず「mSoftSerial_2011_06_05.zip」をダウンロード して、Arduinoフォルダのlibrariesに置いてください。
ライブラリの使用宣言に
#include <mSoftSerial.h>
ピン番号の設定に
mSoftSerial mySerial(2,3); // 2番ピンをRx,3番ピンをTxに設定
等とコードを書いて使用しますが、
mSoftSerial mySerial(3); // 3番ピンをTxに設定
の様にTxピンのみの設定も出来るようになっています。
mSoftSerial mySerial(2,MSS_NO_TX); // 2番ピンをRxに設定
として、Rxピンのみの設定も出来ますが、Rxについては旧SoftwareSerialライブラリのままで、受信バッファを持っていません。ですから、あまり使う事は無いと思います。
また、Printライブラリを継承しているので、Serial関数と同様のprintメソッド、printlnメソッドが使えます。というか、こっちが改造の本命部分なんですが(^^;
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