ArduinoにLCDを信号線3本で繋ぐ (IDE 1.0対応)
同じタイトルで前に書いた記事のライブラリを、LcdCore使用のIDE1.0以降にも対応させたので、ご紹介します。
回路は前と変わっていません。
シフトレジスタの74HC164を使い、Arduinoの使用ポート数を減らしています。また、74HC164のコントロールに使うData線を、LCDのRSとしても使用することでも使用ポートを増やさない工夫になっています。
ライブラリは以前のものをLcdCoreライブラリ使用タイプに変更しています。IDEは0022, 0023, 1.0, 1.0.1どれでも使えます。
サンプルスケッチ
#include <LcdCore.h> #include <Lcd74HC164.h> Lcd74HC164 lcd(2, 3, 4); void setup() { lcd.begin(16, 2); lcd.print("hello, world!"); } void loop() { lcd.setCursor(0, 1); lcd.print(millis()/1000); }
今回も標準のLiquidCrystalライブラリを使ったスケッチの一部(includeと変数生成部)を書換えるだけで簡単に使えるようになっています。
Lcd74HC164
Lcd74HC164型の変数を生成します。【構文】
Lcd74HC164 生成する変数名(data, clock, enable)
【パラメータ】
data: 74HC164のData(A,B)ピンおよび、LCDのRSピンに接続するArduino側のピン番号
clock: 74HC164のCKピンに接続するArduino側のピン番号
enable: LCDのenableピンに接続するArduino側のピン番号
「Lcd74HC164_20120528.zip」をダウンロード
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